煙草を吸うと便意…というのは都市伝説!禁煙して根本的に改善しよう。

煙草を吸うと便意をもよおすと耳にしたことはありませんか?もちろん便意をもよおす人がいたりもよおす時があったりしますが根拠はなさそうです。煙草を吸って便意をもよおすのではなく、吸わなくてももよおす方が絶対にいいので禁煙をして便秘も解消させましょう!

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煙草と過敏性腸症候群は相性が悪い!その理由は?

      2016/07/02

過敏性腸症候群は、小腸から大腸にかけて器質的な異常を見受けず、検査値にも異常が現れないにもかかわらず、下痢や便秘などの通過障害、それらに伴う腹痛、腹部膨満などの不快な腹部症状が出現する状態を言います。

小腸から大腸にかけての腸全体に症状が起こるため、消化・吸収の両方に悪影響があります。原因として考えられるのは、何らかのストレスですが、明らかに特定できるものではありません。

下痢と便秘の他に両方を伴う症状

排便後に症状が軽減する場合や、食物摂取後に症状が悪化するなど、特徴はいくつかありますが、疾患の治癒は完全ではなく、慢性的に経過することが多いです。過敏性腸症候群の症状は、大きく分けて、下痢型、便秘型、交代型があります。

読んで字の如く、下痢が続くものと便秘が続くもの、下痢と便秘が交代に出現するものです。いずれも、生命維持に直接的な影響はもたらしませんが、下痢や便秘、腹痛が長く続くことによって身体的、精神的ストレスにつながり、それらがより症状を悪化させるという、悪循環につながります。

煙草でさらに悪化する可能性

過敏性腸症候群は、煙草との相性が悪く、症状が悪化する原因につながります。

元々、煙草を吸うことにより体にとって有害物質である『ニコチン』や『タール』を摂取する事は、身体的に大きなストレスです。さらに、血管収縮作用を持つことから、体内組織への血流を悪くしたり、自律神経に働き交感神経を優位にする働きがあります。

これらは、過敏性腸症候群に対して悪い影響をもたらします。

ストレスにより、通過障害の悪化、腹痛などの腹部症状は悪化しますし、さらに血液循環の低下や、交感神経優位な状態は、腸の蠕動運動を低下させます。腸の蠕動運動が低下するということは、食物の消化不良が起こったり、便秘の悪化、腹痛につながるのです。

お酒も量が増えると悪影響

また、過敏性腸症候群にとって相性が悪いものがもう1つあり、それはお酒を過度に摂取することです。

百薬の長ともいわれるお酒ですが、過度に摂取することにより腸蠕動は過度に亢進します。今までに健康体であっても、過度の飲酒をした後、腹部症状に見舞われたことがあるのではないでしょうか。つまり、健康な状態でも腹部症状が出現するのに、それが腸の働きが異常化した状態であれば、なおのことです。

以上のことから、ほどほどの飲酒と、喫煙の中止、ストレスを溜めこまずにリフレッシュすることが、腸の運動を正常化させるセルフケアであり、疾患の症状を抑えるために有効的なのです。